珈琲。サザエさんと一時の憂鬱。


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週末になると、ふらりと珈琲を飲みに行きたくなる。

大の珈琲好きという訳でもなく、煙草のお供として嗜むことが多い気がする。

地元でも都会に出ても、ふと気付けば何処かの喫茶店へ足を運んでいる。

香しい、静謐な空気の中で過ごす時間は、何物にも代えがたい価値があると筆者は思う。

 

閑話休題

 

サザエさん症候群なるものをご存じだろうか。

 

サザエさんと言えば、もはや国民的アニメの代表作たるものと言っても過言ではないだろう。

サザエさんが放送されるのは毎週日曜日の午後6時半

あと数時間で次の週が始まってしまうという憂鬱な気持ちが自然と湧いてくる時間帯、その時間にピタリと当てはまっている=サザエさん、すなわちサザエさんを目にしたり、思い出したりするだけで憂鬱な気分が襲ってくるという、云わばパブロフの犬のような状態に陥っていることを総称してサザエさん症候群と呼んでいるようだ。

かく言う筆者も、その病(?)に毎週侵されている人間のひとりなのだが。

仕事に関して、決してモチベーションが低いわけではないはずなのに、どうしてこうも憂鬱になってしまうのか日曜日。

 

密度の濃い週末を過ごした上で憂鬱になるのはとてもよく分かるのだが、週末起きている時間の方が明らかに少ない筆者が憂鬱になるのは何とも解せない気持ちでいっぱいである。

さりとて今日も正午を迎えてから起き上がるというなんとも体たらくな始まりだったというのに、数時間後の今どよーんと沈んでいるのだから……憂鬱が聞いて呆れる。

 

きっと今頃テレビの向こう側でサザエさんもため息を吐いていることだろう。