旅がしたい。そこに尽きる。

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」

 

きっと学生時代に、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。

かの有名な江戸時代に生きた俳人松尾芭蕉の「おくの細道」。

 

「舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老ひを迎ふるものは、日々旅にして旅をすみかとす。」

 

一体どのような価値観で生きていれば、こんな文章が書けるのだろう。

日々旅にして旅をすみかとす、なんて一度でいいから人前で使ってみたいものです。

 

このブログ、「ひの。~ゆるやか放浪記~」は、畏れ多くも偉大なる俳人松尾芭蕉大先生の文章をお借りして始めさせてもらいました。(某呟く青い鳥のサイトなら非難されてしまうだろうか......もちろん、記事の終わりに脚注は添えさせていただきますので!!)

唐突ながら、プロフィールをば。

プロフィール

  1. NAME     日野 公人《ひの きみと》
  2. AGE      21
  3. GENDER   ♀
  4. HOBBY    読書、カメラ、旅行

ざっとこんなところでしょうか......

付け加えるとすれば、現在社会人3年目の、まだまだ青くさい独身貴族とでも。

 

ちなみに、趣味にあるとおりは今の筆者の人生の原動力になっているものです。

とはいえ旅を始めたのは昨年の冬、旅人としてはビギナーもビギナーでしょう。

ブログ「ひの。~ゆるやか放浪記~」は、筆者の旅の計画と、その健忘録としてちまちまと書き連ねていこうかと思っています。

 

早速、趣味の紹介を兼ねた健忘録を。

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これは、この夏に行った伏見稲荷大社

日の暮れ時に参内したこともあり、灯篭の明かりが仄かに浮かび上がっています。

古都京都へ足を運ぶのはこれが初めて。

とはいえ行楽シーズン、ゆっくりゆったり周れるような雰囲気でもなく、外国語に背中を押されながらの割とせかせかした観光になってしまいました。

 

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こちらは、清水寺へ向かう八坂通りにそびえる「霊応山 法観寺

古都にふさわしく、昔ならではの街並みの中に鎮座する五重の塔。

軒先に咲いていた赤い花と法観寺の組み合わせに、思わずシャッターをきってしまいます。

さすがは京都、歴史の街です。

 

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そして、かくも有名な「鴨川」。そこに集まっていた鴨のうちの一羽。

京都を縦断するように流れている川なのに、もの凄く水が綺麗。

筆者の地元である福岡ではなかなかお目にかかれない光景でしょう。(都心部あるあるなのかもしれませんが。)

そんな、もの凄く綺麗な川の中で、鴨以外のたくさんの鳥たちも水浴びをしていました。

ちなみに写真の鴨、筆者がカメラを構えた当初はおやすみ中でした。

撮り始めて数分も経たないうちにこの表情。水面のコントラストも相まって、凛々しいですね。

 

先述した松尾芭蕉大先生は、「おくの細道」のような随筆のほか、旅に関する俳句などを多く遺しています。

死の間際にもそうやって旅の俳句を詠んでいたということだから、相当な旅好きだったのだろうなと。

「ひの。~ゆるやか放浪記~」でも、そのような旅の記録を多く残せたら、と思っています。

これから、不定期ながらもぼちぼち更新していくつもりなので、もしよければ一読していただけると有難いです。泣いて喜ぶかもしれない。

 

脚注:

松尾芭蕉の旅 おくのほそ道 [読み方(1)]

松尾芭蕉 - Wikipedia